玉屋旅館は水郡線常陸大子の駅前旅館。 |
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玉屋旅館を訪れたときに古い校舎の学校見かけたが、大子町は小学校の校舎保存に力を入れているらしい。
大子町は昭和の町並みが残る町で、駅前にはぴかぴかに磨かれたSLのC12が展示してあった。 |
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玉屋旅館は温泉と言うよりしゃも料理に力を入れている旅館のようで、玄関にはそれを食べにきた芸能人の色紙が並べられている。
風呂に入れてくれと言うと、湯を張るまで1時間ぐらいかかる。 風呂だけなら道の駅で入れるから昼ご飯を食べなきゃここに来た意味がないとせまる。 しゃもはこのあたりの特産で、しゃも弁当は玉屋旅館が元祖だと言う。
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まあちょうどお昼時だったので湯が張れるまでの間に 私たちもしゃも弁当を食べた。 私は軍鶏を食べるのはたぶん初めてだが、油分の少ない鶏肉のような味だった。
しゃも弁当は950円だがここで食べるとお重に入っていて1050円。 100円の差額は何だろう。味噌汁代かもしれない。 |
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お風呂は500円。入れたての湯だからきれいだ。 無色透明でにおいもないが、入ると温泉らしさを感じる。 なんとなく白湯と違う。 熱めに張られたお湯はピリピリした感じがする。
湯から上がって宿の人に話を聞くと温泉の湯だが、源泉から遠いので引いてくる間にさめてしまい、ここで沸かしているという。 察するに元々駅前のビジネス旅館だったのが大子町で温泉を掘り当てた際に温泉を引き入れたのでしょう。
その源泉は浅川温泉の近くにあり、大きなタンクに湯がためられている。 1993年からの新しい温泉で源泉名は御免沢温泉。 源泉温度30℃で地下800mからくみ上げている。無料で持ち帰ることのできる太っ腹の町営温泉だ。 源泉地でも無味無臭だった。 |
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