涸沼でウインドをやっていた友達と行った。 |
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田んぼの中の道やダートの道を走って行くと不法投棄がたくさん散らばっているところがあったりして、おせじにもきれいな風景とは言えず、ただただ手入れのされていない未開の地に入っていくようだ。 本当にこの先に温泉施設があるのか不安になってくるが、 道が行き止まりになったところにひなび感満載の建物があった。 建物の前には小川が流れているのだが木に覆われて水が見えない。
久々の超ひなびた光景に二の足を踏んでいる相棒をよそに私はいそいそと玄関を開けた。 |
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中も昭和がそのまま残っている感じ。 声をかけるとおばちゃんが出てきて、入浴料350円を払う。
この鉱泉は200年ぐらい前からあるそうで、 現在は宿の営業はしておらず地元の人が宴会場として利用したりするそうだ。
看板も何もなく、場所も非常にわかりにくいところだが地元に人は知っているということらしい。 |
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館内やお風呂はなんとなく福祉施設のような印象がある。
浴室には湯口があるので自由にお湯を出して入れてくださいとのこと。 鉱泉はこの地に沸き、14℃で冬は温かく夏には冷たく感じるという。 ただ、最初鉱泉といっていたおばちゃんは帰りには井戸水と言っていたのがおもしろかった。
脱衣所には個人の洗面道具が並んでいるので常連がいるのかもしれない。 |
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湯舟は循環泉。 しかしライオンの湯口からお湯を投入できるので半分掛け流しの状態で入れる。
壁にはお湯と冷泉二つの蛇口があり、ライオンの口からは加熱泉と冷泉が合わさって出てくる。
お湯はこれといった特徴はなく無色透明。 浴室はかなりくたびれた感じだが、ライオンから源泉ドバドバ投入で湯船からあふれ出すお湯の中、気持ちよく入浴できた。 |
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女湯 |
庭には鯉供養碑が建っていた。 |