岡山県 倉敷 船五湯

美観地区が終わったところの通りを渡ってすぐの場所。

川から1本入った非常に狭い路地にある。相当な年期を感じさせる外観に見入っていると持ち主のおじいさんがいぶかしげにこちらを見ている。怪しまれているみたいなので中に入ると他では見たことのない光景。

脱衣所も歴史を感じさせるのだが、驚くのは浴室。というかガラス戸はあるが脱衣所と一体になっている感じで、家庭の湯船ほどの大きさ。

知らない人と2人でつかるのはちょっと抵抗がある狭さだ。しかも湯船も床も石でできている。

驚きの連続で写真を撮らせてくれと番台のおばあちゃんに頼むと、「こんなぼろい銭湯どこが良いんだ?」と不思議がっていた。

おばあちゃんの写真もいやがりながらも撮らせてくれました。

東京から来たというと喜んでじいちゃんを呼ぶ。先ほどのじいちゃんがやってきて、私の素性がわかって安心したらしくにこやかにいろいろと話をしてくれました。 2007/2/10

倉敷市船倉町1249 船五湯


銭湯とは関係ないが、個人的に倉敷には子供の頃から数え切れないほど行っている。

美観地区は昔と比べてきれいになっている。大原美術館はライトアップされるし、

倉紡の工場もアイビースクエアになってすっかり観光地化されている

でも、なんとなく作られた感がしてしまう。

 

最近の美観地区と大原美術館

 

昔の美観地区と路地裏