どうも私は温泉病院がある温泉地に惹かれてしまう。
温泉療養ができるくらいだから、さぞかし効用があるのではないかと思うのだ。
相模湖から都留街道に入り、少し走ったところに藤野温泉病院がある。
通るたびに病院以外に入浴できる宿はあるのだろうかと気になっていた。
それが最近日帰り温泉施設の看板を見かけるようになった。
そこで今回本栖湖からの帰りにちょっと寄ってみた。
立派な建物を目の前にし、値段が高かったらあきらめようと確かめてみると、 入湯料650円と財布の許容範囲だった。
脱衣所の注意書きに「湯船の白い浮遊物は湯の花です」と書いてあったり、 アルカリ性温泉でPH9.73となっていたりで、
期待して入ったのだが・・・ 結果はそこらの健康ランドと変わりなかった。
塩素臭はしないものの湯の花なんてひとかけらもないし、
アルカリ泉に多いヌメヌメ感と言うかすべすべ感も感じられなかった。
パンフレットには天然100%掛け流しの湯と詠っているのだが。
確かに内湯の一部は流しているが何故吸水口があるの?
露天と樽風呂も同様であふれたお湯は排水溝に行かずに吸水口に集まる。
完全に循環システムに見えるけど・・・
それでもお風呂はすいていて、星を眺めながらゆったりはいる露天は気持ちがよいし、 樽風呂室内はミストサウナになっていて非常に気持ちがよい。 個人的に乾式サウナはそれほど好きではないのだがミストサウナは大好きなのだ。 そんなわけで一応は満足。 2004/6/3 |