ものすごい雪だ。石打の店で釜飯を食べた後、353号で津南方面に抜けるつまりだった。 ところが途中の峠で車がスリップして登らない。スタッドレス装着なのに。他の車も滑って登れないでいる。 坂の下から勢いをつけても登りきれないのでUターンして、六日町から山越えすることにした。 こちらのルートはなんとか通り抜けることができたが、かなりの遠回りになってしまった。 後で知ったがこの日は記録的な大雪で、上越地方では地吹雪のため何十台もの車が朝まで動けなくなったようだ。 とりあえず松之山温泉までたどり着けたのは幸いだった。 |
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で、今夜の宿はみよしやです。 みよしやは松之山温泉で唯一の自炊湯治専門の宿。 温泉街の中ほどにあります。 自炊といってもすぐ隣には定食屋「寿々木」があるので食事はそちらですませることもできる。 ここはみよしやの主人の子供夫婦が経営しています。 |
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泊まった部屋は通りに面していた。部屋の中に自炊用の食器類があるのが珍しい。 また、久しぶりに100円投入のテレビを見た。
寿々木で夕食後、散歩がてら源泉のやぐらを見に行く。宿の前の道は源泉が流れていて雪がとけている。 酒屋で地酒を買って、あとは部屋でゆっくり。 |
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みよしやのお風呂は小さいけど源泉掛け流し。 カエルの湯口から熱〜いお湯が流れ出ている。 使用源泉は温泉街にあるやぐらの鷹ノ湯。90℃の非常に熱い源泉だ。 でも水道があるので加水できる。
風呂で会った人が、松之山温泉ではこの宿の湯がいちばん良いのでいつもここに泊まるのだと言っていた。 なるほど、熱いけどあふれ出るお湯は相当良い感じです。
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ところで、松之山温泉はあいかわらず重油のにおいがするが、以前ほど強力に感じなかった。 雪のせいなのかだろうか。それとも凌雲閣の源泉、鏡の湯の方がにおいが強力なのかな。 でも前は温泉街でもかなり臭かったしなあ、慣れちゃったのだろうか。 2010/2/7 |