山形 赤倉温泉 三之亟

肘折り温泉に泊まった翌日、12年ぶりにスキーをしてみようかと。まずは足慣らしのためローカルスキー場の赤倉温泉へ行ってみた。

ところが営業していない。昨日からの雪でやっと明日から営業できるそうです。

それじゃあ温泉でも入るかって温泉街に行きました。2007/12/31

 

三之亟 

雪に埋もれた宿は趣があり、玄関も良い感じ。館内は昭和の国民宿舎のよう。

 

三之亟には岩風呂、家族風呂、露天風呂と3カ所の風呂があり、それぞれ時間によって男、女、混浴と変わる。

中でも岩風呂はすばらしい。体育館のように広くて片側の壁は岩がむき出しになっています。 雰囲気が秋山郷の坂巻温泉と少し似ている。

三之亟の女将さんは愛想が良く親切でいろいろと教えてくれた。

この岩風呂は先々代?が岩盤を手で掘って作ったらしい。

手前と奥に二つの広い湯船があり

奥の湯船の底から源泉が湧いていてる。

源泉は枡から両方の湯船に注がれている。

湯船からは無色透明のきれいなお湯が常にあふれ出ています。

源泉付近の石はぽかぽかに暖まっていて、

そこに寝転がればこれこそ本物の岩盤浴。

 

1号源泉

源泉温度62.3℃ かけ流しだが温度下げるため井戸水混合

ph8.1 加水後7.5

写真ではわかりづらいが、手前の湯船は一部えぐれて深くなっているところがあります。

湯かき穴と呼ばれているのですが、女将さんの説明だと湯船を掃除するときに、その穴にゴミを集めて拾うそうです。

奥には昔之湯と掘られた穴があります。

かつて源泉があった位置ではないかとのことですが、

宿に残っている昔の資料でも

すでに源泉は今の位置になっているそうです。

 

階段を上るともうひとつ打たせ湯がある風呂があります。

ここでもお湯はあふれて下の風呂場に流れています。、

打たせ湯横の洞窟内にも源泉があります。

こちらの源泉はひょうたん風呂と露天風呂で使用。

さらに館内の暖房に使っているようです。

 

2号源泉

源泉温度 53.5℃ かけ流しだが温度下げるため井戸水混合

ph7.9 加水後7.5

   

今回は入れなかったが露天風呂からはこんな景色だろう 

追記にて訂正

家族風呂 (ひょうたん風呂) 

泉質最高とのこと


追記

ちょうど東北へ出かける機会に1泊2食7000円ぐらい(税込み)で泊まれるキャンペーンをやっていたので利用した。

   
露天風呂  

露天風呂も良い雰囲気です。この宿、風呂作りうまいなあ。

ただ、予想に反してよしずがかかっていて景色は望めませんでした。

露天と言うより半露天です。

冬だからってことはないと思います。

というのもよしずを取ったらたぶん外から丸見えになるから。

 

   
館内写真  
泊まった部屋 1人では十分の広さ TVがある部屋は少し高くなる 夕食
   
  炊事場 洗濯室 湯治宿の名残か