鳴子温泉 姥乃湯

姥湯は自炊のできる宿 線路と国道にはさまれた位置にあり、旅館部正面玄関は線路側にある。

駅からは温泉街のこけし通りを下っていって線路を渡るとある。

四つの源泉を持っていていろいろな種類の温泉に入れる。

姥の湯 旅館部 線路側から

国道側から 姥乃湯自炊棟入口

 
お風呂はすべて旅館部にある

このロビーのような場所の周りに風呂が集まっている
実は床の部分は天然の岩盤にクッションフロアーを敷いてあるだけ。
祠は床に置いてあるのではなく岩盤の一部だ。
壁の説明文と宿の兄ちゃんの話によるとこの祠の下に源泉が出ているようだ。

しかしこの岩盤の上にいても全く暖かさは感じない。

   

亀若の湯(左奥がこけしの湯で右側に露天がある)

単純泉となっているが赤みがかった鉄鉱泉みたいな感じ。

鉄さび臭もあり湯船も赤く変色 湯の華大量沈殿。

あまり熱くなく長湯できる気持ちよい湯

 

源泉温度49.4℃ ph7.2

加水 加温 循環 消毒 すべてなしの完全掛け流し

残留物質1131.5mg/kg

 

 

 
 

こけしの湯

白濁の硫黄泉ながら柔らかい感触のお湯。

硫黄泉では希少なph7.0の中性で目に入っても痛くない。 
お湯があふれて洗い場までお湯浸し。

すべて木製の風呂は古い温泉場の共同浴場のよう。

至福の湯です。

 

源泉温度65.4℃ ph7.0

加水 加温 循環 消毒 すべてなしの完全掛け流し

残留物質1666.1mg/kg

窓の外ではニャーニャー。
   
   

義経の湯 男女別と家族風呂の3つ

透明だけど湯の華が舞う気持ちの良いお風呂

 

源泉温度56.2℃ ph7.3

加水 加温 循環 消毒 すべてなしの完全掛け流し

残留物質1309mg/kg

女風呂

↑湯の華が舞う浴槽

 

 

 


家族風呂は小さめ

 

露天風呂(啼子の湯)

宿のにいちゃんがにこにこ顔で「どうぞどうぞ」と

入ると女性が二人。もうあがると言うので着替えるまで待っていた。

宿のにいちゃんは「混浴なんだから遠慮せずに。でもやっぱり男性は遠慮しちゃうんですよねぇ。かえって女性の方が堂々と入りますね」とのこと

 

ここのお湯がいちばんさらっとして白湯に近い感じでした。

源泉温度56℃ 

加水 加温 循環 消毒 すべてなしの完全掛け流し

残留物質1263mg/kg

湯の華もゆらゆら
夜の露天風呂
 
訪れたのは3/1 ひな壇が飾ってあった 2012 館内廊下
   
ちょっとしたトラブルで予定の宿に泊まれなかったときに、運良くこの宿が空いていて自炊宿泊しました。2015/2/7

館内は温泉を通したパイプで暖房しています。

寒くはないがポカポカというわけでもなかった。

 

税込みで1泊3400円ぐらいだった。

ガス台別料金200円。カセットコンロ持ち込み不可。

電気のコンセントも別料金です。

 

自炊の宿で包丁がないところは意外と多い

この宿でも置いていなかったが貸してくれた。

包丁がない宿でも大概頼めば貸してくれる。

2階廊下 冷蔵庫 共同使用

裏の部屋に毎年1ヶ月以上湯治にきているばあちゃんがいた。10万ぐらいで1ヶ月は過ごせるらしい。

姥の湯ではテレビとこたつの料金が高いのでそれを持参すれば安くあがるのよとのこと。

姥の湯はお湯がきれいだから良い。○○はお湯が汚いからだめなど、さすがにいろいろなことを知っている。

そのベテランばあちゃんは私達の朝飯を作ってくれた。

1階炊事場 1階廊下にも温泉パイプ
窓から旅館部玄関 今回の地酒 大崎 あっさりした飲み口でおいしい
   

おまけ

ベテランおばあちゃんの話によると、隣の東川原湯は去年まで営業していたけど、今はどこかの保養所になったらしい。

真っ白ないいお湯だったんだけどねえ。 ↓現在の東川原湯と源泉小屋