野地温泉 野地温泉ホテル

土湯峠にある温泉では野路温泉だけ未入湯だったが、ついに立ち寄りでお風呂にはいることができた。

この辺りで冬も営業している温泉はここと隣の新野地温泉の相模屋だけだ。

 

入口を入るとクラシカルな広いロビーがあり、ちょっと高級感があるホテルだ。

フロントの人はとても親切。源泉は新野地温泉とは違うがお湯は似たようなものだと説明してくれた。

館内には男女別の内湯が1つずつ、男女入れ替えになる風呂が3か所ありそれぞれ名前がついている。

天狗の湯

   

湯船は内湯から露天風呂へ続いている

露天風呂は山が眺められて景色がよい

天狗の湯の名前通り天狗の面。

温泉神社らしきものもあるが雪に埋もれて何だかわからない

湯船には湯の華が大量に沈殿している。かき混ぜると大きな湯の華が舞う
鬼面の湯 露天風呂 男湯

男湯と鬼面の湯からは源泉の吹き出しが見られる

 

現在は保健所の許可を取らなければならない関係で

飲泉可能と銘打っていないが、

かつては胃腸に効くとして飲泉されていたという。

(フロントの方情報)

 

お風呂上がりにはロビーに冷たい井戸水が用意されているのがうれしい

   

千寿の湯  野地温泉の原点。

3つの檜風呂が並び、源泉があふれて次の湯船に入るため上から順番に熱湯からぬる湯へとなっていく。

 

個人的にはこういう風呂がいちばん好きだ

   

野地温泉と新野地温泉の比較

両方とも白濁の硫黄泉だが、新野地温泉の方がより白濁しているように感じた。

野地温泉: 薄黄色の大きな湯の華

新野地温泉:細かい粉のような湯の華

 

宿やお風呂の雰囲気

野地温泉:こぎれいでクラシックな感じのホテル お風呂も多種でこぎれい

新野地温泉:とにかく昔ながらの雰囲気を保つ湯小屋。原野にある自然たっぷりの露天。

 

宿泊料金は同じようなもの

野地温泉:10600円〜

新野地温泉:11700円ぐらい〜 クーポンなどを使えば少し安くなりそう。

 

入浴料金

野地温泉: 800円 ちょっと高い

新野地温泉 不明 2000年には500円だった。

 

ひなびた温泉、昔ながらのお風呂にこだわるなら新野地温泉

より快適さを求めるなら野地温泉と言ったところでしょうか。

どちらも満足できる温泉であることは間違いないと思います