木賊(とくさ)温泉のいちばん奥にある秘湯の宿。道路から川岸まで下っていったところに建っている。 |
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直前の予約で残っていた最後の一部屋は階段を上がってすぐの部屋。 余った空間を無理矢理部屋にしたようなところで狭かった。 景色もまったく臨むことはできない。
しかし部屋で食べた食事はおいしかった。 今までに泊まった宿の中でもかなりおいしかった部類に入ると思う。 |
お風呂は男女別で1つづつ。 男湯はあまり広くはないが川岸にあって開放感があり、半露天風呂のような感じ。 また、木製の湯小屋で石造りの浴室はどこか素朴な共同浴場のような雰囲気でとても良い。 |
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透明な単純硫黄泉で湯ノ花もたくさん舞っている。 壁の筒からお湯が流れ落ちるほかにも、 湯船の底にあいた穴からもお湯がプクプク出ているようだ。
井筒屋は独自源泉を持っている。分析表は2つあるが、源泉地が同じになっているので源泉は一つだろう。 ところが一つには自然湧出、もう一方には動力揚湯となっている。自然湧出したものを動力で汲み上げている? |
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ところでこの風呂には不思議な点がある。湯船の位置が川面よりあきらかに低いのだ。 掛け流しのお湯は湯船からあふれて川側に行っているのだが、その先はいったいどこに流れているんだろう。 |
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井筒屋の風呂から見た共同浴場と | 共同浴場から見た井筒屋 |
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井筒屋からの帰り、湯ノ花温泉に抜ける道に入った。 ところが冬期閉鎖の看板があったので引き返そうとしたら 車が雪道にはまって動かなくなってしまった。 かやぶき屋根の民家でスコップを借りて除雪を試みるが効果なし。 結局JAFにお世話になって脱出した。2009/3/22
2013/2に訪れたときには湯ノ花温泉に抜ける道が新しくなっていて、冬でも通行できるようになっていた。 |
大地震後、井筒屋に泊まろうかと思ったら地震で源泉が出なくなってしまったとのことだった。 源泉が復活することを願うが、現在井筒屋HPには特別何も掲載されていないのできっと復活したのだろう。 |