川中温泉は八ッ橋ダムで脚光を浴びた川原湯温泉のすぐ近くにある。 日本三美人の湯のひとつで(ちなみに他は和歌山県の龍神温泉と島根の湯の川温泉)美肌効果があるとか。 |
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かど半旅館の風呂は以前立ち寄りで入ったことがあるが、 今回は男同士2人で美人の湯に泊まるということになった。 まあこんな旅も良いじゃないですか。
宿泊棟は昔のままですが、受付から風呂がある棟への通路は 新しくなっているようです。 |
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館内は昔の湯治宿の雰囲気が色濃く載っています。 部屋の入口はふすま。かつては隣の部屋ともふすまで仕切られていた感じがします。今は壁がありますが、 窓側の板の間部分は隣の部屋と繋がっているので声などは聞こえてきます。 |
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食事は一階食堂のテーブル席で。 泊まったのが大晦日で宿は満室。そのうち1/4は毎年来ている常連のようでした。
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風呂は男女別の内湯と混浴の大浴場、露天風呂です。
源泉は風呂の前を流れる川の中から自然湧出。 そこから川中温泉となったとのこと。
p8.7のアルカリ泉ですが、源泉名が美人の湯というのももすごい。 今やそこら中に美肌とか美人の湯はあるけどここは元祖ですからね。
源泉温度35℃と低いが、源泉かけ流しにはこだわっています。 女将さんの話だと、沸かし湯ではなくパイプで源泉を暖めているそうです。 詳しいことはよくわかりませんがこだわっているのは確かです。 客ひとり当たりの湯量が掲示してあることもこだわりを示しています |
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宿泊棟からトンネル通路を抜けてお風呂に行きます
大浴場 一応脱衣所は男女別ですが浴室は混浴。 小さい浴槽が上の写真の薬湯で源泉そのままの湯船。 大きい方が加温の上がり湯です。
冬でも加温なしの浴槽に浸かれますが、 長時間はちょっときつい。 |
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露天風呂へは大浴場の中を通って出ます。ですからこちらも当然混浴 | |
露天風呂の雰囲気は新潟の貝掛温泉に似ている。 秘湯の会の提灯とか川の前のロケーションとか同じだからかかな。 でも以前来たときはそう感じなかった。
以前入ったのは8月。 貝掛け温泉はスキー帰りに寄るからいつも雪景色。 そうか今日も雪景色だからだ。
夜12時には露天風呂に宿の客が集合していて、皆で年明けを迎えた。 |
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外から見た露天風呂
露天風呂にも更衣室があり、外から入れるドアがある。 でも開かずのドアだ。 常連の人が、「前は日帰り入浴を受け付けていたけど、今は受け付けていないから閉めたんじゃないか」と言っていた。
私が日帰りで入ったのはもう10年以上も前の話。 現在は日帰りで入れなくなってしまったらしい。 |
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男風呂 |
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風呂のある建物の2階には卓球場もあった。
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ところで草津・満座方面に向かう国道にはバイパスがどんどん出来ていて、うかつにバイパスを走ると途中の温泉地をを通り過ぎてしまいます。 しかしここのバイパスは無駄の一言です。 旧145号線の南北にそれぞれ新しい道が平行に出来ています。 交通量からして何故2本も新しい道を作る必要がある。何考えてるんだ? |