古く、歴史ある建物に安く泊まれます。 私のようにレトロな雰囲気が好きな者にとってはもってこい。 お湯も自然湧出の自家源泉で80℃弱で申し分ない。 四万温泉は湯量豊富な温泉ですから。
2001年に1泊2食、4000円台で宿泊しました。 その後もこのプランを2回利用。 現在は全体的に1000円ぐらい高くなってしまった。 |
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積善館は山の下の棟(本館)と山の上部の棟(山荘・佳松亭)の2つに分けられる。 安いのは本館利用のプラン。山の上の棟とは玄関が別で、温泉街にある玄関を利用する本館が安い。 このプランではサービスが良くないとか、部屋にトイレがないとか、駐車場が駐めにくいとか、 時には遠くに駐めさせられるとか、食事の量がめちゃくちゃ少ないとか ご飯のおかわりが有料だとか文句を言っちゃいけません。何せ安いんですから。 そういったことを望むなら上の玄関を利用する部屋に泊まりましょう。 こちらも利用したことがありますが、お出迎えからお見送りまでのサービスが受けられます。 しかし私は風情がある本館に泊まりたい。この老舗旅館の雰囲気こそが私にとっては最高のおもてなしです。 食事は最初に泊まった時は弁当だったけどその後はふつうの夕食になった。 いずれにしても量はすごく少ない。しかし宿のすぐ前には店があるので、お菓子とかカップ麺を買えるし、 その先に定食屋もある。 |
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源泉は赤い橋の上流100mぐらいの川底で沸いているらしい。 橋のすぐ横に元禄の湯がり、その先の部屋に泊まったことがある。 いかにも湯治部屋といった雰囲気で部屋からそのまま庭に出られ、まるで自宅かのようにくつろげる。 晩秋の寒い時期だったが、源泉からの湯のパイプがすぐ脇にあり天然の暖房効果でとても暖かかった。 でも夏だと暑いかも。 |
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川沿いの部屋も趣があって非常に良い | |
ここが本館の駐車場 | |
お風呂はどの部屋に泊まってもすべて利用できる。 源泉温度が高いので加水しているが元禄の湯だけは加水していない湯が注入され、無色透明のお湯があふれている。 元禄の湯はレトロな洋風の風呂。めちゃくちゃ狭い一人用の蒸し風呂があったりして、 かつての伊豆湯ヶ島の落合楼にあった風呂に似ている(現在の落合楼は変わってしまった) |
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大浴場と露天風呂は佳松亭にあるので本館からはかなり遠く、 渡り廊下やトンネル、エレベーターを使って上に行かなくてはならない。 庭園風の露天風呂は大自然に囲まれるといった感じではないが広くて気持ちよい。 |
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本館から露天風呂へは遠いが 道のりは凝っていておもしろい |
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家族風呂。鍵が開いていれば入れて内から鍵を閉める。 | こちらは混浴風呂だが、実際には時間制の男女別か。 |
友達が露天風呂に行きたいというので、積善館の露天風呂を薦めた。 ところが日帰りで積善館に行ったら従業員に露天風呂はないと言われたらしい。 何度も確認したが「当宿には露天風呂はない」と言われたと、私に文句を言ってきた。 調べてみると日帰りで露天風呂は使えなかったようだ。 しかし本当は露天風呂があることを友達に確認してもらい納得してもらった。 語彙力のない従業員のせいで私が嘘つきになるところだった。 |